Windows 11 バージョン(大型更新)

大型更新を年二回実施していた Windows 10 と異なって、11の大型アップデートは年1回とされている。

それぞれの履歴とアップデート作業を記録する。

 


バージョン履歴

(記 2024年7月9日)

23H2

  • 2023年11月リリース
  • サポート期限:2025年11月まで

22H2

  • 2022年10月リリース
  • Home / Pro エディション(2年間のサービス期間)のサービスは 2024年10月でサービス終了予定

21H2

  • 2021年10月リリース
  • Home / Pro エディション(2年間のサービス期間)のサービスは 2023年10月に終了、

2023 Update(23H2)作業

Microsoft は 2023年11月1日、Windows 11 の大型アップデート「2023 Update」の提供を開始した。

 

2022年9月には、Windows 11 2022 Update が公開されていることもあり、年に一度の大型アップデートと位置付けられる。

 

アップグレードした Windows 11 のバージョンが 22H2 なので、これを最新版の 23H2 へ更新する作業を行った。

 

なお、バージョン表記の「22H2」は「2022年下半期」、「23H2」は「2023年下半期」を表している。

 

(作業年月:2023年12月)

「近日公開予定: Windows 11, version 23H2」と表示されているのを発見!

さらに「…。デバイスの更新の準備ができたら、このページに利用可能であることが表示されます。」とある。

詳細情報」をクリックする。

upg05:Windows 11、Version 23H2 近日公開予定と表示
upg05:Windows 11、Version 23H2 近日公開予定と表示

 

「クラウド スキル チャレンジ」画面が表示される。そこには、「デバイスに影響を与えるセーフ ガード ホールド」のタイトルで、現在 Windows 11 へのアップグレードを妨げている既知の問題があるのでアップグレードをホールドをしていること、問題が解決されるまでホールドされていること、が説明されている。

 

ページを下方へスクロールすると、その既知の問題「デスクトップアイコンがモニター間で予期せず移動する可能性がある」と、対象 Windows と Build #、 年月日とともに表示されている。

 

23H2 へのバージョンアップは、既知の問題が解決されるまで送られてこないので、少々待つことにした。

 

upg06:セーフガードホールドで、アップグレードを妨げている問題を確認する
upg06:セーフガードホールドで、アップグレードを妨げている問題を確認する

 

 既知の問題が解決すれば、バージョンアップできるので、その通知が来る迄待つことにした。ところが翌日、タスクバーに「再起動の準備ができた」旨のアイコンとメッセージが表示された。

upg07:タスクバーで更新の準備が通知される
upg07:タスクバーで更新の準備が通知される

 

「スタート」→「設定」→「Windows Update」と進んで Windows Update ページを表示すると、「再起動が必要です(推定: 3 分)」と表示されている。しかもそれは「Windows 11, version 23H2」であることが表示されている。

 

今すぐ再起動する」をクリックした。

upg08:再起動の準備ができている
upg08:再起動の準備ができている

 

再起動が行われ、バージョン 23H2 がインストールされた。完了後、「設定」→「システム」→「バージョン情報」とクリックしてバージョン情報を表示する。

バージョン情報には「23H2 バージョン」であることが表示されている。バージョンアップの完了だ。

upg09:バージョン 23H2 への更新完了
upg09:バージョン 23H2 への更新完了

 

この後、Windows Update で更に更新が無いかどうかを確認した。

 

Windows 11 23H2 の更新内容や変更点は「23H2」を参照する。