Cドライブを丸ごとバックアップしておけば起動不能になっても、個人データはもちろん、OSやアプリ、設定などを丸ごと復元できる。
起動不能時の主役の「回復ドライブ」はOSしかバックアップしないが、OS丸ごとの手法はストレージ全体を対象にする。
なお、Windows には「バックアップと復元」という丸ごとバックアップ機能もあるが、マイクロソフトは10以降での利用を非推奨としている。
インストールされたバックアップアプリで今後も定期的にバックアップを取ることができる。
そのための(バックアップ)スケージュールを作っておく。
起動不能となってもこのUSBメモリーからパソコンを起動してCドライブを復元するもの。
起動用USBメモリーを作成したら、実際にこれを使って起動できるかを確認する。
- 緊急事態が起き、作業前の状態に戻すとなった場合、「起動用USBメモリー」と「バックアップ」が保存されている外付けドライブを、PCに挿入する
- UEFIセットアップ(BIOS)を起動して、「起動用USBメモリー」を選択して起動ドライブに設定。設定を保存して再起動する。
設定方法はパソコンによって異なる(Logoマークが出たら F2、あるいは F12 を押す、等)。
- USBメモリーからPCを起動できると「EaseUS Todo Backup Free」アプリが起動する。
- アプリ画面の左下に表示される「復元」をクリックする。
- 「バージョン情報」からバックアップのバージョンを選ぶ。バクアップした年月と時間が表示されるので最新版を選ぶ。
- 保存されている「内蔵ドライブ(ハードディスク0)」にチェックが入って表示される。これは保存している内容は「Cドライブ」のものであることを意味する。「次へ」を押す。
- 次に復元先として「ハードディスク0」にチェックが入っているのを確認し、画面下の「次へ」をクリックする。
- 復元先のドライブが上書きされる旨の確認画面が表示されるので「はい」を押し、この最終画面で「実行」をクリックすると復元が始まる。